こんにちは。
大阪市阿倍野区、天王寺駅から徒歩5分の歯科・歯医者【YAMAGUCHI Dental Clinic】です。
歯周病やむし歯が原因で歯を失った箇所に、親知らずを移植する【自家歯牙移植(じかしがいしょく)】をご存じでしょうか。
自家歯牙移植は自分の歯を移植するため、抜けてしまった歯と同じようなかみ心地で食事を楽しむことができます。
移植した歯は「何年くらい持つの?」「移植の成功率はどのくらいなの?」と気になる方がいらっしゃると思います。
今回のコラムでは、「移植後の歯が何年ほど持つのか」や「歯の移植の成功率」についてお伝えいたします。
歯の移植は何年持つの?成功率は?
研究データによると移植した歯が、5年持つ確率はは89.2%、10年では78.0%と報告されています。
ただし移植した歯が5年持つ確率は、90.1%と調査されている文献もあるのです。
参照:J-STAGE HC会誌HP|玉島歯科診療所で行った自家歯牙移植の予後についてp33,35 >
歯を移植した後、脱落などがなく成功した割合は、80〜98%まで上昇していると発表されています。
参照:J-STAGE 日本顎咬合学会誌|一歯両得 p91 >
移植した歯を長く使用することや、脱落などのトラブル予防には、親知らずを選ぶ基準やお口の環境が影響しているといえるでしょう。
例えば次のようなことが挙げられます。
・患者さまのご年齢
・親知らずの状態
・歯を失った箇所の状態
歯周病やむし歯などのトラブルを回避できていることが、移植した親知らずの寿命を大きく左右するといえるでしょう。
歯の移植後も定期的なメンテナンスを
移植後の歯を長く使い続けるには、自宅でのセルフケアと歯医者でのプロフェッショナルケアが重要となります。
セルフケア
毎食後の歯磨きは大切ですが、特に丁寧に歯磨きを行っていただきたいのは「寝る前」です。
入眠中は、唾液の分泌が減少することでお口の中は乾いた状態となります。
乾燥したお口の中は、細菌が繁殖しやすいのです。
唾液の働きである抗菌作用や、汚れをきれいに洗い流す自浄作用が低下することでむし歯リスクへとつながります。
寝る前に、いかに歯垢(プラーク)を取り除けるのかが、移植後の歯を長く使い続けるためには重要です。
プロフェッショナルケア
移植後の歯はもちろんのこと、そのほかの歯も一緒に、歯医者で定期的にチェックを受けましょう。
歯垢(プラーク)が硬化した歯石は、歯医者の専用の機器でないと取り除くことができません。
歯の移植のご相談は天王寺の歯科「YAMAGUCHI Dental Clinic」へ
大阪市阿倍野区、天王寺駅から徒歩5分の歯科・歯医者【YAMAGUCHI Dental Clinic】は、歯の移植ができる歯科医院です。
歯の移植について、疑問や質問がある方はぜひご相談ください。
メリットやデメリットをふまえ、丁寧にご説明させていただきます。
当院はバリアフリー設計のため、ベビーカーや車椅子をご使用中の方にも気軽にお越しいただけます。
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