むし歯治療の流れ〜段階別の治療を解説〜

むし歯, 未分類

こんにちは。
大阪市阿倍野区、天王寺駅から徒歩5分の歯科・歯医者【YAMAGUCHI Dental Clinic】です。
 
むし歯の治療に行くのが面倒くさい……」なんて、思っていませんか。
歯を失う原因の29.2%がむし歯といわれています。
むし歯を治療することは、将来の歯を守るために重要なことなのです。

参照:厚生労働省e-ヘルスネット|歯の喪失の原因 >

 
今回は「むし歯の進行段階別、治療の流れ」についてお伝えいたしますので、歯医者に行くきっかけにしていただけますと幸いです。
 
 

むし歯治療の流れ

むし歯の、進行段階別の一般的な治療について解説いたします。
 

【CO:初期のむし歯】

むし歯の細菌が作り出す「酸」によって、歯が溶けだしはじめています。
見た目に明らかな変化はないですが、放置していると歯に穴があいてしまいます。

●治療法
・毎日の歯磨きの方法を見直し、丁寧に行う
・歯医者でのフッ素(フッ化物)塗布やフッ素入りの歯磨き剤を使用し、再石灰化を促す

 

【C1:エナメル質のむし歯】

歯の表面のエナメル質にむし歯ができた状態です。
見た目が黒っぽくなるため、むし歯であることに気づく方も出てきます。

●治療法
・むし歯になってしまった部分を削る
・削った部分に詰め物をする

 

【C2:象牙質のむし歯】

エナメル質の下にある、象牙質にまでむし歯が進行した状態です。
冷たいものを飲食するとしみ始めるので、むし歯に気がつく方が多い段階となります。

●治療法
・むし歯になってしまった部分を削る
・削った箇所がそれほど大きくなければ詰め物をする
・削った箇所が大きければ、型取りをした後に被せ物をする

 

【C3:神経まで侵されたむし歯】

むし歯が進行し、象牙質のさらに奥の神経にまで達したケースです。
ここまで進行すると、非常に強い痛みが一日中続くでしょう。
神経がむし歯菌に感染しているため、神経を抜く「抜髄」をすることになります。

●治療法
・むし歯になってしまった部分を削る
・抜髄を行う
・歯根の細菌の除去「根管治療」を行う
・キレイになった根管内部に殺菌作用のある薬剤を詰めて蓋をする
・削った箇所が大きく強度に不安がある場合は、歯の内部に土台を入れて補強する
・型取りをし、被せ物をする

 

【C4:神経が死滅したむし歯】

細菌が歯の根っこにまで感染し、膿のかたまりである袋ができてしまいます。
このまま放置すると、歯ぐきや周囲の歯に悪影響を及ぼしかねません。
神経が死滅しているため歯の痛みはほとんど感じないことが多いですが、歯ぐきや顎の骨が炎症を起こすことで痛みがでる場合があります。

●治療法
・抜歯をし、感染源を取り除く
・入れ歯・ブリッジ・インプラント・歯の移植などで失った歯を補う治療が必要

 
 

むし歯治とその後のケアはおまかせください

大阪市阿倍野区、天王寺駅から徒歩5分の歯科・歯医者【YAMAGUCHI Dental Clinic】は、抜歯後にご自身の親知らずを使用した「自家歯牙移植」を行っています。
むし歯の治療や、移植についてなど気になることはお気軽にご相談ください。

YAMAGUCHI Dental Clinicのむし歯 >

 

 
PAGE TOP